モニエル瓦について
2010年に廃盤になったモニエル瓦と言われる、コンクリート瓦。コンクリート瓦といえばモニエルと言われるほどスタンダードでしたが、この瓦には上側に水返し構造がありません。強風時は雨水が侵入する構造です。瓦の下には瓦を引っ掛ける桟木と、2次防水であるルーフィングが施工されているので、屋内に雨漏りすることは少ないのですが、ルーフィングの上に乗る桟木は、長年の雨水の侵入で腐っていることが多いです。桟木が腐ると瓦の引っ掛かりがなくなり、台風で飛ばされやすくなります。モニエル瓦はヨーロッパ発の瓦で、屋根の急勾配(傾斜の強い三角屋根)であれば、雨水が素早く排水されるので水返し構造をあまり考慮しなくても良い環境だったのでしょう。日本の建物の構造からはもう一工夫必要でした。モニエル瓦はざっくり見ると3層から成り、①塗膜の下に②仕上がりを美しくするためのスラリー層と③本体のコンクリート構造です。古くなるとスラリー層とコンクリート層の間が剥離して、経年後の塗装リフォームで下準備の高圧洗浄をするとスラリー層とコンクリート層がところどころ剥離することがあり、特殊な工程で塗装しなければならず、コストが高くなります。たとえコストを掛けてきれいに塗装できても、瓦の下の桟木の心配が残ります。
ポリカ波板交換
バルコニーのテラス屋根に多く見られる「ポリカ波板」は、寿命が10年程度が目安言われます。樹脂が固くなって割れやすくなる時期です。日当たりや条件によってはそれ以上問題なく使用されている丈夫な材料です。それよりも劣化が早い、塩ビ波板、ガラスネット波板であれば次回は「ポリカ波板」への交換をおすすめします。
波板テラスのアルミフレームで 端から雨水があふれる、といった問い合わせが多くあります。
大抵の場合、アルミフレームの中に雨水が流れる、フレームが軒樋の役目を担うものです。経年でフレームの中にゴミ・ホコリが滞留し、出口をつまらせていることがほとんどなので、掃除をすれば治ります。ただ多くが、波板の軒先側が風で飛ばされないよう、フレームのツバの中に食い込んだ取付、いわばテラス構造を支えるフレームと軒樋と波板の押さえ金具が兼用構造になります。軒樋を掃除するには、波板を一時取り外しする必要があります。波板が古いと脱着磁に割れてしまう恐れがあり、新しいポリカ波板と交換されるケースがほとんどです。
掃除しても治らないケース。
雨樋のつまり・破損交換
天窓周り雨漏り調査
破損瓦の交換(現行品のみ)
屋根葺替時限定の高性能GW天井断熱
アイテムデータがありません。
古い住宅でエアコンの効きが悪くて、暑さ寒さを長年我慢されてきた方がたくさんおられます。特に冬場、入浴後の温度差が循環器系に負担がかかり、歳を重ねられた方は特にヒートショックでのリスクが高まります。住宅の断熱効果を高めるためには まず、窓をペアガラスに交換されることをおすすめします。窓の開閉が少し手間になりますが、既存の窓の内側にペアガラスのサッシを新設されると、もとのサッシとと合わせてトリプル構造になるので効果大です。古い窓を解体して新しいサッシに入れ替えるよりも低コストです。
窓の断熱対策をしても、効果が不足だと思われたら、部屋の天井裏の断熱を確認してください。