エアルーフフレンチ写真

和瓦からの葺替えの際 建物に馴染みやすい構造です。
理由①厚みのある材料
たとえば、薄い屋根材であるカラーベストや、金属系たてひら葺などは、工事の際に野地板をかさ上げして上げる必要があります。
厚みのある和瓦が葺かれた屋根は、重なりの厚み分だけ 建物側の軒先部分が立ち上がる形状になっています。そのまま薄い材料を葺くと軒先が反り上がり、雨樋との納まりで不具合が出てしまいます。

エアルーフフレンチの軒先部


エアルーフフレンチは、厚みのある屋根材なので、雨樋との取り合い調整が容易になります。(コストを抑えられます)
理由②暑さを逃がす構造
和瓦からカラーベストに葺き替えると、夏の室温が上昇して不快になるという声があります。薄い屋根材は重なりに空気の断熱効果がないのですが、エアルーフは瓦の厚みの分、空気層があり不快な熱気を逃すことができます。
理由③災害につよい
軽量な新素材で構成されているので、屋根を軽く(地震の揺れによる負担が減ります)割れにくい(台風での飛散物でも被害が軽減・万一割れても交換が容易)飛びにくい(専用釘で1枚あたり2箇所以上で固定しますです。