別注軒樋

流れる雨量に対して、雨樋の断面積が少なすぎて雨漏り

軒樋つまりと壁からの雨漏り
屋根が壁からあまり出ていない

都市部の住宅では、接道部に対して、広く間口を取って建築する場合が多いと思います。
この現場は、瓦屋根の軒樋がおとなりのビルに干渉するので、通常より小さな90mm幅の半丸軒樋が使われたようです。
干渉部分で軒樋が変形したため、水の流れが悪化し、ゴミが詰まっていました。あふれた雨水が雨漏りの一因となってました。
新しい瓦を葺く前に、軒樋取り付けスペースと、排水性能を考慮した、自家製の軒樋を取り付けました。

軒樋のつまり
小さな軒樋に、雨水が集中するのところ、さらにごみ詰まりもありました。

小さな半丸軒樋
既存の小型軒樋はお隣のたてといと干渉して変形して流れが悪く、おまけに廃盤になっていました。
ガルバリウムの板を加工して軒樋を作ることにしました。
葺き替え工事で 瓦を撤去した時点で寸法詳細に測ります。雨仕舞を考慮して、その日のうちに板を加工・取り付けしました。

板金で軒とい別注別注軒樋
雨漏りの原因は、屋根材からだけではありません。今回のように 軒先の軒樋、谷樋などの板金部分の取り合いも注意が必要です。
弊社に依頼いただくと、瓦・板金・雨樋を一体施工するため、早い問題解決が可能です。